SSDのパフォーマンスを最適に保つため、MB601V5K-Bには以下の冷却機構が搭載されています:
• 高性能な25mm冷却ファンにより、積極的な放熱を実現
• 効果的に配置された通気孔によって自然なエアフローを確保
• 精密に加工されたPCB通気チャネルで熱効率を最適化
高負荷なワークロード下でも、これらの機構によりSSDを適切に冷却し、データの安全性を維持します。
MB601V5K-Bは耐久性に優れたフルメタル素材で構成されており、過酷な環境下でも使用可能な設計となっています。以下の用途に最適です:
✔ 軍事および航空宇宙分野のアプリケーション
✔ 産業用オートメーションおよび組込みシステム
✔ 医療画像処理およびヘルスケアデータの処理
フルメタル構造は難燃性安全基準にも準拠しており、高度な保護が求められるストレージ環境において優れた安全性を提供します。
• | 1台のU.2/U.3 NVMe SSD(高さ5mm~15mm)に対応 |
• | 外部3.5インチドライブベイに対応した設計 |
• | MCIO 4iインターフェースを介したPCIe 5.0 最大128Gb/sの転送速度 |
• | ホットスワップ対応のリムーバブルトレイにより、ドライブへの迅速なアクセスが可能 |
• | セキュアロック機構(イーグルフック + 2段階キーロック)搭載 |
• | 25mm冷却ファン内蔵およびパッシブ放熱設計 |
• | SSDを保護するEMI(電磁干渉)接地設計 |
• | 工業グレードの耐久性を実現するフルメタル構造 |
• | AVT(耐振動技術) - ドライブが装着されている場合のみ電源が供給される仕組み |
• | APT(アクティブパワーテクノロジー)により、ドライブが未装着時には自動的に電力を節約 |
• | 業界最高水準の5年間限定保証付き |
• | 米国拠点の専門サポートチームによる無償テクニカルサポート |
型番: | MB601V5K-B |
色: | ブラック |
接続インターフェース: | 1 x 2.5インチ U.2/U.3 NVMe SSD |
搭載デバイス: | NVMe |
搭載可能ドライブ数: | 1 |
最大対応ドライブ高さ: | 15mm |
対応デバイス厚み: | 1 x 外部3.5インチドライブベイ |
ホストインターフェース: | 1 x MCIO 4i (SFF-TA-1016) |
電源入力: | 1 x SATA 15ピン電源コネクタ |
転送速度: | PCIe 5.0 最大128Gbps |
対応SSD容量: | 制限なし |
ドライブ冷却: | 1 x 25 x 25 x 7mmファン |
筐体材質: | フルメタル |
ホットスワップ対応: | 対応 |
ドライブセキュリティ: | 2段階キーロック |
サイズ(W x H x D): | 101.2 x 25.4 x 143.8mm |
製品重量: | 424.1g |
梱包重量: | 638.7g |
LED インジケーター: | デバイス搭載 : 緑ランプ点灯 デバイスアクティブ : 緑ランプ点滅 |
同梱内容: | 製品本体、ユーザーマニュアル、ネジ |
コネクタ耐久回数: | 5,000回 |
湿度: | 5%〜65% RH |
動作温度: | 0°C〜60°C(32°F〜140°F) |
保管温度: | -35°C〜70°C(-31°F〜158°F) |
準拠規格: | CE、RoHS、REACH |
保証期間: | 1年間限定保証 |
互換性のあるトレイ:
互換性あるドライブケーブル:
関連製品:
エンクロージャ機能別検索:
Q: MB601V5K-B に対応する拡張カードをご推薦いただけますか?
A: MB601V5K-Bと互換性を確保するためには、PCIe 16xまたは8xスロットを使用する際、拡張カードまたはマザーボードのBIOS/UEFIがPCIe Bifurcation(バイフュリケーション)をサポートしていることを確認してください。加えて、BIOS/UEFIでPCIe分岐設定を行い、PCIe 16xスロットの場合はx4, x4, x4, x4、PCIe 8xスロットの場合はx4, x4の構成に設定してください。
下のアイコンをクリックすると、PCIeバイフュリケーションモードに対応したマザーボードや拡張カードの互換性をご確認いただけます。最適な互換性を得るために、マザーボードや拡張カードメーカーが推奨または製造しているケーブルの使用を強くお勧めします。
現在、主要な拡張カードおよびマザーボードメーカーとのNVMeエンクロージャーの互換性認証を進めております。互換性のあるアクセサリーの一覧は随時更新いたします。
互換性のある拡張カード、ケーブル、またはマザーボードの情報をご提供いただく場合や、一覧に記載されていない拡張カードやマザーボードの互換性を確認したい場合は、こちらをクリックしてください。
Q: 製品マニュアルに従ってハードドライブとデバイスの取り付けを完了しましたが、システムがドライブを認識しません。どのようにトラブルシューティングすればよいですか?
A: まず、お使いのハードウェアの互換性をご確認ください。ドライブ、ドライブエンクロージャー、ケーブル、ホストインターフェースがすべて互換性のあるものであるかを確認してください。ドライブをホストに直接接続して、システムがドライブを認識するか確認してください。認識されない場合は、ドライブエンクロージャーに問題がないかを判断できます。また、他のドライブ、ケーブル、またはシステムでドライブエンクロージャーを接続して、問題が解消されるかをお試しください。システムがそれでも認識しない場合、以下のような原因が考えられます:
• | システムのPCIeレーン数が不足している: ドライブエンクロージャーをマザーボードまたは拡張カードに接続する際、システムに利用可能なPCIeレーン数が限られていることに注意が必要です。これには、CPUおよびチップセットが提供するレーン数と、その割り当て方法を理解することが含まれます。これらを適切に確認しないと、転送速度の低下、不安定な接続、あるいはドライブが認識されないといった問題が発生する可能性があります。 |
• | インターフェースプロトコルの非互換性: マザーボードまたは拡張カードのMini-SAS HD、OCuLink、SlimSASインターフェースがNVMeをサポートしているかどうかを確認することが非常に重要です。 |
• | インターフェースのピン配列規格が非互換: ドライブエンクロージャーをマザーボードまたは拡張カードの Mini-SAS HD、OCuLink、SlimSAS ポートに接続する前に、当社製品のポートと同じピン配列規格を使用していることをご確認ください。ドライブエンクロージャーのピン配列規格は、製品ページの仕様表に「Legacy」または「SFF-9402 1.1」と明記されていますので、そちらをご参照ください。 |
• | 接続ケーブルの長さが長すぎる場合: 最適なパフォーマンスを確保するために、接続ケーブルは50cm以内の長さを推奨します。ケーブルが長すぎると信号の損失が大きくなり、転送速度の低下、不安定な接続、またはドライブが認識されない原因となる可能性があります。さらに、デバイス側とホスト側で同じインターフェースコネクタを使用することで、潜在的な互換性の問題を回避できます。 |
Q: Intel/Broadcom製のTri-Mode HBAおよびRAIDカードをMB601V5K-Bと併用していますが、ドライブがシステムに表示されません。
A: この問題は、RAIDカードメーカーがU.2接続で一般的に使用されているピン配置とは異なるピン配置をTri-Modeカードで採用していることが原因です。これらのカードをU.2 NVMeドライブおよびケーブルと併用する場合は、標準のU.2仕様にピン配置を戻す「U.2イネーブラーケーブル」の使用が必要です。詳細については、こちらをクリックしてください。
Q: 電源が入った状態で NVMe ドライブをデバイスに再挿入した後、ドライブが認識されませんでした。
A: ホットプラグ機能に対応したシステムでは、電源が入ったままの状態でドライブの取り外しや再挿入を行った場合、OS側で手動でリフレッシュを実行しないと、システムがドライブを認識しないことがあります。
手動でリフレッシュを行ってもドライブが認識されない場合は、お使いのシステムが NVMe ホットプラグ機能に対応していない可能性があります。ご使用のマザーボードまたは拡張カードのメーカーに、NVMe ホットプラグ機能の対応状況をご確認ください。
Windows 11 / Windows 10 / Windows 8 -タスクバーの検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力し、表示されたメニューから選択してください。ディスクドライブを右クリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択します。
Windows 7-デスクトップ上の「コンピューター」アイコンを右クリックして「プロパティ」を選択し、「デバイスマネージャー」をクリックしてください。ディスクドライブを右クリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択します。
Q: ドライブトレイを挿入する際、上下の金属バネが引っかかっているように感じます。どうすればよいですか?
A: トレイをエンクロージャーから取り外し、前面の金属メッシュに過度な圧力をかけずに再度挿入してください。前面の金属メッシュに強い力を加えると、上下の金属バネが曲がり、トレイの挿入が困難になる場合があります。このような場合には、無理にトレイを押し込まず、金属バネの破損を防ぐようご注意ください。
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下図の金属メッシュシートに過度な力を加えないでください |